30g固形燃料をカットして「ほったらかし炊飯」に最適なグラム量に調整する方法

固形燃料

ダイソーの固形燃料 3種類

30g × 3個 (100円)

25g × 3個(100円)

20g × 5個(100円)

100円ショップ ダイソーにある固形燃料は3種類です。
全て100円で、25gのみプラスチック容器に入っており揮発劣化し難い製品です。
残りの30gと20gの製品は梱包袋を破って開封した瞬間から揮発劣化が始まります。過去の記事にもしましたが、一週間程度の期間ならチップ袋に入れておけば揮発劣化は微々たるものなので一週間程度の旅ならば使用出来ると思います

「ほったらかし炊飯」時の問題点

30g固形燃料を用いると、800ccの水量を沸騰させることが判明しました。
この結果から山行などには、この30g固形燃料を持ち歩くこととしました。
価格も100円ですし、出来るだけ重量が多いほうが山行に向いていると感じます。

当然、一週間程度の揮発劣化を防ぐためにパーツ袋に保管した状態で。
実際に、2023年夏の飯豊山と朝日連山にて、避難小屋でこの30g固形燃料を使用して晩飯と朝飯を作りましたが、本当に軽量で便利に活用できました。

山行にてお湯を沸かすだけなら何の問題もないのですが、
問題となるのは、「ほったらかし炊飯」の時で、一合炊飯に25g固形燃料、0.75合炊飯には20g固形燃料を用いる必要があるという点です。
30g固形燃料を一合炊飯、0.75合炊飯に用いると確実にオコゲ製造機に変身します。

30g固形燃料を用いた場合、どの程度カットすれば25g又は20gに出来るか実施してみました。

<炊飯に最適な燃料

  最適な固形燃料    アルコールストーブ  
   一合「ほったらかし炊飯」    25g固形燃料    アルコール25cc
  0.75合「ほったらかし炊飯」    20g固形燃料    アルコール20cc

30g → 25g固形燃料にカット

カット前の重量は29.7g

1/8をカット、その結果の重量は25.8gで
ほぼ25gに近づけてカットできました。

わかり易いですね。1/4の半分の1/8ですから。

30g → 20g固形燃料にカット

カット前の重量は30.4g

中心から1/4をカットしましたが、重量は22.6g。
1/4カットでは まだ少し重たい。
もう少しカットする必要があります。

更に1/16カットしました。
全カット量は、1/4+1/16=5/16

まあ1/4カットして後少しカットすればOKとなります。まあアバウトで!

カット後の固形燃料25gでの「ほったらかし炊飯」を実施

・無洗米:180ml(157g)
・水:220cc
吸水時間:30分

ポケットストーブ
・固形燃料:30g固形燃料の1/8をカット
 アルミホイルを拡げてます
レギュラーメスティン

加熱時間(燃焼時間):約16分

メスティン上にアルミホイルで包んだレトルトカレー(固形燃料の熱で十分に加熱されます)

消火後に蒸らし10分
引っくり返す・保温等は実施していません。
「引っくり返す」等の効果は有りません
ネット上でも「引っくり返す」の効果は無いとの記事が多数掲載されています。

食べてみましたが、固形燃料25gの時と同じ食感と味です。美味い!

メスティン上で暖めたレトルトカレーをメステインのご飯にかけて食べました。
美味い!

30g固形燃料の1/8をカットして重量を約25gにして「ほったらかし炊飯」を実施しましたが、何の問題もなく炊飯出来ました。

検証結果

<30g → 25g>
30g固形燃料を重量25gにするには1/8をカットすれば約25gにすることが出来ます。

この状態にて一合の「ほったらかし炊飯」で使用可能。

<30g → 20g>
0.75合の「ほったらかし炊飯」には固形燃料20gが最適ですが、30g固形燃料の1/4と1/16を足してカットすれば20gにすることが可能です。


30g固形燃料を使用して一合 及び 0.75合の「ほったらかし炊飯」を実施するために、30g固形燃料をカットする量がわかりました。まあアバウトではありますが、これで「ほったらかし炊飯」が出来ますのでカットする量をおぼえておけば役に立ちます。

少々残念なのは、切り取った固形燃料は破棄するしかない点ですが、仕方ないですよね。

山行では30g固形燃料をメインとして使用しております。お湯を沸かすだけでなく時々は「ほったらかし炊飯」を実施してますので、30g固形燃料から切り取る量を知っておくと便利になります。まあたいした情報ではないのですが、知っておくと意外に役立ちます。


<追記>2023/11/30
最近ダイソーに25g固形燃料が無くなっています。店舗で聞くと、在庫が無くて入荷できないとの事でした。
以前に有ったダイソー25g固形燃料は、カップ容器に入っており揮発劣化しにくく長期保存が可能であり、かつアルミホイルに包まれており一合の「ほったらかし炊飯」に最適な火力であり愛用しておりましたが、現在ダイソー店舗でまったく無い状態です。
しかし、今回の記事で示す様に、30g固形燃料の1/8をカットすれば、ほぼ25g固形燃料として使用することが出来ます。皆様も「ほったらかし炊飯」には30g固形燃料をカットして使用してみてください。

 


#ほったらかし炊飯

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