ダイソー固形燃料とクッカーとの距離で火力と燃焼時間を検証

固形燃料

固形燃料とは

 

 固形燃料の主成分はメタノール、アルコールの一種です。 作り方は石けんとほぼ同じで、脂肪酸やアルカリ成分などで固めます。

メタノールアルコールと石鹸を混ぜて、温度を上げて溶かして冷やすと固まるそうです。以外に簡単に作れるみたいです。

ポケットストーブと固形燃料による「ほったらかし炊飯」が有名で、私も炊飯といえばダイソーの固形燃料を用いてキャンプ飯を楽しんでます。

以前の記事です

「ほったらかし炊飯」/ 野外で最適!固形燃料を用いた炊飯術

コーナン・メスティンによる一合「ほったらかし炊飯」ご紹介

Trangiaメスティン(TR-210)一合炊飯時 水の量判断情報

ポケットストーブと固形燃料の一合炊飯は本当に便利です。
エスビット製ポケットストーブに似せた製品も100円ショップから330円(税込み)で発売されてますし、固形燃料も3個で110円(税込み)ですので、気軽に「ほったらかし炊飯」を楽しむことが可能になってきました。

 

固形燃料とクッカー間の距離と火力・燃焼時間を検証

 

固形燃料の原料がアルコールであり、アルコールバーナーの特性とどう違うのかが気になっていました。アルコールバーナーはクッカーとの距離で火力と燃焼時間が変化します。距離40~50mmが火力が最強となり燃焼時間は最短時間となります。逆に距離20mmでは火力は弱く燃焼時間は増加します。

Trangiaアルコールバーナー(TRB25)/バーナーとクッカーとの距離における火力と燃焼時間の検証

固形燃料は、距離によって火力・燃焼時間が変わるのか検証してみました。

  

検証条件

   

・固形燃料25g ダイソー

・クッカー:コーナン・メスティン

・水の量 370cc 一合炊飯を想定 お米150g+水220cc 合計:370g(370cc)

・温度測定
   温調計 SIMADEN製 SR91 精度: ± 0.3℃
   T型熱電対 -200 ~ 200℃

・治具:自作

・固形燃料とクッカーの距離  20mm 30mm 40mm 50mm

検証開始

実際に検証した時の状態です。

        <20mm>

20mm

        <30mm>


        <40mm>

        <50mm>

台の黒い四葉のクローバーみたいな物は、耐熱シリコンマットです。
画像の固形燃料は燃え尽きた空の状態です。

  

実際に撮影したタイムラプス映像

この結果を動画編集してユーチューブにアップしています。

3分30秒程度の短い動画に編集しています。ぜひご視聴ください。
 

   

タイムラプス映像から温度と時間をピックアップしてグラフ化

  

以前測定したポケットストーブと固形燃料25gのデーターを挿入しました。
ポケットストーブとダイソー固形燃料25gだと距離は15mmとなります。

・最も火力が強いのは15mmと20mmである。
固形燃料に近い距離にクッカーを置いても火力的な問題はありません。

・燃焼開始から12~14分間で火力が弱くなる。距離が長い30mm以上ではその影響を受けて温度が低下していきます。従って、温度ピークは12~14分(燃焼時間の約半分)である。
18分ぐらいから低下する原因は、固形燃料が燃えることで、固形燃料トップの位置が下がるためだと思います。その結果としてクッカーまでの距離が広がるため火力的に弱くなるのではと。

・燃焼時間は、全て26~28分程度であり、距離による燃焼時間に大差はない

・火力が低下する12~14分までの温度上昇ピークが、15mm、20mm、30mm、40mmでほぼ同じであることから、距離15~40mmまでの火力は同程度と思われる。20mm以上になってくると固形燃料の位置が下がって距離が大きくなってくるために火力が低下するのだと思います。

距離40mm以上は火力が大幅に低下する。

 

検証結果

 

固形燃料の燃焼は、アルコールバーナーの燃焼機構と異なり、単純に固形燃料のアルコール成分が燃焼しているだけであり、クッカーとの距離に火力は影響しないと判断されます。

燃焼時間12~14分をピークとして以降火力が弱くなります。その後はクッカー間の距離が広がり温度が低下すると思います。
この影響を受けないのが距離15mmのポケットストーブだと感じます。
まあこれ以上距離を近づけすぎると火力は低下すると思いますが。
固形燃料とポケットストーブを用いた距離15mmが、こんなに火力が良いとは思ってもみませんでした。

後半の火力低下と前半の火力をグラフから読み取ると、距離20mmが一番良いと思われる

ネットの記事では、固形燃料とクッカーとの距離は30~40mmが最適と書かれてますが、15mm程度の距離でも十分火力があります。

距離30mm以上では炎から遠ざかるために火力が低下します。火力を維持するためには30mm以内での使用が望ましいと思います。

測定した温度曲線からもわかるとおり、距離数10mm程度以内あれば それほど気にする必要はないでしょう。

<追記>
後日、別件で距離10mm以内で検証した結果、火力が低下して火が消えました。クッカーを上に移動して距離を広げると炎が強くなりますが、その状態でクッカを下げると明らかに炎が弱くなります。
距離10mm以上ないと正常に燃焼しないみたいです。

 

判断

 

固形燃料による加熱は、あまり距離に影響しないので、距離30mm以内であれば火力を気にしなくてもOKなのではと判断されます。

ダイソーの固形燃料とポケットストーブの組み合わせだと、距離15mmで最良の結果です。

固形燃料はアルコールバーナーと違って、ラフな使用が出来ますね!
距離はあまり影響しません。いわゆる焚火と同じ感覚でOKなのでしょう。まあ火力は弱いのでなるべく近づけないとダメなのではと思います。

個人的な感想として、固形燃料とポケットストーブの15mmより距離があるほうが火力が強いのではと思って検証してみましたが、結果ハズレ!でした。
この結果より、まあ何となくですが、ポケットストーブと固形燃料での「ほったらかし炊飯」が気分良く出来る気がします。


ダイソー固形燃料(25g)でお湯を沸かせる水の量 検証結果

◆固形燃料25gで、800ccのお湯が得られます。意外に固形燃料はパワーがあります。

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