「ほったらかし炊飯」一合炊飯時のお米の温度と時間を検証

ほったらかし炊飯

水370ccを加熱した時の温度と時間

   

一合炊飯時のお米150gと水220ccを想定して、水370ccを固形燃料25gで加熱して、時間と温度での曲線を測定しました。結果は、最高温度95℃と100℃には達成しない温度曲線が得られました。

この固形燃料25gの温度曲線を基準にして、アルコールバーナーに火力調整フタを使用して固形燃料の曲線に近づけることで、アルコールバーナーでの炊飯を可能としました。ガスバーナーも同様にいかに火力を落とすかを、この固形燃料の温度曲線に近づけるかで参考としました。

Trangia製アルコールバーナー(TRB25)は、370ccの水を6分程度で沸騰させます。370ccの水だと6分後は100℃に張り付きます。如何に火力を低下させるかを「火力調整フタ」で100℃以下にして固形燃料の火力に近づけました。

その時の記事です。クリックして読んでください。

    

◆以前、水370ccで測定した結果です

・固形燃料25g
・アルコールバーナー 火力調整フタ有り

例えば、水370ccではなく、水200ccで検証したなら水は沸騰して100℃に張り付いたと思います。
100℃以上になればバーナー火力の評価・比較が出来なくなるので、水370ccを用いたのは正解だと思います。
何で水370ccにしたかと言うと、一合炊飯時のお米150g(180ml)と水220cc(220g)の重量370cc(370g)を想定しているからです。

実際の一合炊飯時の容量は330~340mlになります。

お米の比重は約1.3とすると 150(g) ÷ 1.3 + 220(g) ≒ 115 + 220 = 335 (ml)

参考)お米の比重は1.2 ~ 1.4 (お米の銘柄によって異なります)

    

実際の炊飯時の温度は?

  

水370ccと固形燃料25gでは95℃が最高温度であり、こんな温度で炊飯がよく出来るなーと思ってました。アルコールバーナーで火力調整フタを使用した時も、固形燃料と同様に100℃に達成していません。

で、実際に炊飯時の温度を測定してみました。
  

検証方法

  

熱電対をメスティン底5mm上にセットして、お米の温度を測定しています。

   

固形燃料25g(ダイソー)
ポケットストーブ

Trangia製アルコールバーナー(TRB25)
火力調整フタ使用
五徳:CanDo製 高さ75mm

どちらも、お米一合(150g) 水220ccです。

メスティンのフタのかわりにアルミホイルを用いてます。

   

測定治具

  

温度測定

  温調計:SHIMADEN製 SR91 精度:±0.3℃

  熱電対:T型 (-200℃~200℃)

炊飯時の映像をタイムラプスで撮影して、その映像より温度と時間をピックアップしました。

  

実際の炊飯時の温度と時間

   

◆固形燃料25gで炊飯したお米の温度曲線 (水370ccと合成しています)

一合炊飯時は、加熱時間9分で100℃に到達しています。

    

◆アルコールバーナーで炊飯したお米の温度曲線 (水370ccと合成しています)

一合炊飯時は、加熱時間8分で100℃に到達しています。

    

検証時のタイムラプス映像

   

3分間程度の映像にしました。ユーチューブにアップしています。
便利ですよねー。サーバーにセーブしていちいち読み込んでたらと思うと。
私にとって、ユーチューブは映像を保管するサーバーみたいな感じです。

◆固形燃料での炊飯時の温度と時間(比較水370cc)

  

◆固形燃料使用時とアルコールバーナー使用時の炊飯の温度と時間

炊飯時の時間と温度を観察してください。
温調計の精度とT型熱電対の関係で、表示99℃以上はほぼ100℃だと思ってください。熱電対K型を用いれば良かったと思います。小数点以下の数値は四捨五入お願いします。

 

検証結果

   

結果は、なんだー 「100℃いくんだー 沸騰してるんだー」 って感じです。

・水370ccと違って、燃焼開始時間8~9分後に15分間程度100℃に達成しています。水が沸騰しているの
 がわかります。

・炊飯時には、やはり沸騰させることが必要なんだと感じます。

固形燃料で炊飯したご飯と、アルコールバーナーで炊いたご飯どちらも食べましたが、どちらも美味しかったです。焦げ付きもほぼありませんでした。

感想として、お米一合 + 水220ccでは100℃以上の温度になるのではと思ってましたが、結果は、100℃以上の温度にはなりませんでした。やはり水分がある限り100℃越えは無いのでしょう。
ひょっとして水分がとんで焦げ付きが発生すれば、100℃以上の温度になるのではと考えております。
ガスバーナーを用いて、わざと焦げ付きを発生させて温度曲線を測定すれば、面白い結果になるのではと思います。

今回の結果から、何となく炊飯時のお米の状態が少し理解できた気がします。
ただ、実質的には何の役にもたちませんが。

  


   

エバニュー(EVERNEW) チタンアルコールストーブ EBY254を手に入れました。
Trangia製アルコールバーナーと同様なテストを実施する予定です。今は夏で暑いので9月に入ってからテストして記事にします。水の量は、やはり370ccで!

   

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