EVERNEW チタンアルコールストーブ EBY254 火力・燃焼時間等の能力検証 Trangia製アルコールバーナーとの比較

EVERNEW製チタンアルコールストーブ(EBY254)

EVERNEW チタンアルコールストーブ EBY254

ネット上での 「EVERNEW製 チタンアルコールストーブ EBY254」の特徴は、

火力が強い ・燃焼時間が短い ・超軽い  の3点です。

Amazonで見る限り、価格も2700円前後(2021年8月時点)とTrangia製TRB25と
チタンアルコールストーブの価格が、以前の3000円台よりなぜか下がってます。私も価格が下がったので購入した一人ですが。

サイズ:7.15cm × 4.20cm

重量:34g さすがチタン製超軽量
 参考までにTrangia製TRB25は110g

ジェット孔が開いている副室にガラスウールが埋め込まれています。暴発防止用だと思います。

手に持った感触として、超軽いですし、さすがメイドインジャパン製だと感じます

内側にアルコール量を示す目盛が有ります。

実際にアルコールを入れてみましたが、目盛は正確でした。これは便利ですね。100円ショップで購入した軽量カップを持ちあるかなくてすみます。

◆軽量カップ(MAX50ml)
アルコールストーブ(バーナー)を使用する上で必需品です。
たとえば。一合炊飯時は30ml入れて使い切ります。

結構使う時に探す事が多い気がします。
「あー 無い無い どこどこ」って感じで!

これが要らないなんて超便利ですねー。

アルコールバーナーの構造

ご参考までに

アルコールを入れ点火すると
中央の主室で燃焼が始まる。
炎がバーナーの内部を加熱して
アルコールを気化(蒸発)させる。
十部に加熱させると蒸気圧(気圧)
が高くなり、副室のジェット孔
より噴き出し炎となる。
噴き出しにより空気を取り込み
外炎と内炎を形成する。

バーナー周辺の副室でアルコールが暖められることで、副室のアルコールの蒸気圧が高くなり、小さい孔から気化したアルコールが噴き出し、周辺の空気を取り込むことで強い火力を生成する。
真中の主室は、開口部が広いため圧力が低くく炎が小さく火力が弱い。

参考までに、アルコール燃焼温度は MAX 1070℃です。

  

Trangia アルコールバーナー TRB25との比較

  

  

<Trangia製アルコールバーナーとの比較>

左側:Trangia製 TRB25 
・火力調整フタ
・アルコール持ち運び用のフタ
  (少し漏れます)
 付き(3点セット)   

右側:EVERNEW製 チタン EBY254
 本体のみ
 他には何もありません

左:Trangia製 TRB25  右:EVERNEW製 チタン EBY254

大きさもほとんど同じです。
Trangia製のほうが上下を嚙めている部分が横幅を広くしています。

ジェット孔の数は
EVERNEW製 チタン EBY254で
上側:8個 下側:16個

Trangia製TRB25で24個

孔の数はどちらも24個で同じですが、
EVERNEW製のほうが下段の孔径が大きいですね。

左:Trangia製 TRB25  右:EVERNEW製 チタン EBY254

高さもほぼ同じ

EVERNEW製 チタン EBY254 で42mm

Trangia製 TRB25 で 40mm

下の穴のは、ヘッドより13mm低い位置です。
42mm – 13mm=29mm
下段の高さは29mm

上段より下段は12mm~13mm低いです。
手元にノギスが無いため正確に出せません。

EVERNEW製チタンアルコールストーブにTrangia製の火力調整フタをかぶせた状態

EVERNEW チタンアルコールストーブで困ることは、消火用のフタが無いことです。
Trangia製アルコールバーナーの火力調整フタをのせて消火してみましたが、寸法的にもピッタリで上手く消火できます。
消火用としてTrangia製のアルコールバーナーを買うのもどうかとは思いますが、とりあえず使用できます。

各アルコールバーナーの火力と燃焼時間比較

   

EVERNEW製チタンアルコールストーブ EBY254は、火力が強いが燃焼時間は短いとの事です。
実際に、どの程度 火力が強く 燃焼時間が短いのか検証してみました。

<比較したのは下記3種類>

①Trangia製 アルコールバーナー TRB25  材質:真鍮

②EVERNEW製 チタンアルコールストーブ EBY254 材質:チタン

③EVERNEW製 ステンレスアルコールストーブ EBY249 材質:ステンレス

    


   

比較検証した結果を映像にしてみました。2分間程度の短時間の映像です。ぜひご覧ください。

    

Trangia製TRB25と比較しております。各バーナーの燃焼効率も同じとして、エイヤーとざっくりと比較して数値を出しております。

一定量のアルコールで、燃焼時間が短いということは、ジェット孔から噴出する気化したアルコールの量が多いと判断できます。結果としては火力が強くなるということだと思います。逆の場合も同様です。火力が強くなって燃焼時間が長くなるなんて事は絶対に有りえませんから。

  

アルコール量30ccと一定での燃焼時間です。燃焼時間が長いということは火力が弱いことを示します。逆に燃焼時間が短いということは火力が強いということです。
燃焼効率は同じとしての、単純比較の結果ですが、構造的に単純なので燃焼効率はさほど変わらないと思います。材質が異なるので、まったく同じとは思いませんが、どうなんでしょ。

    

◆結果 (アルコール量30cc一定での燃焼時間)

    アルコールバーナー(ストーブ)    燃焼時間   
Trangia製 アルコールバーナー TRB25    525秒
EVERNEW製 チタンアルコールストーブ EBY254    435秒
EVERNEW製 ステンレスアルコールストーブ EBY249        947秒

EVERNEW製ステンレスアルコールストーブは、燃焼時間が長いですね。同じメーカーのチタンアルコールストーブと比較して、倍以上の燃焼時間です。燃焼時間から火力はチタン製と比較して半分程度の火力だと判断できます。

  

◆表の数値は、Trangia製TRB25を1.0として算出

燃焼時間の単純比較です。

アルコールバーナー(ストーブ)   火力    燃焼時間  
Trangia製 アルコールバーナー TRB25   1.0   1.0
EVERNEW製 チタンアルコールストーブ EBY254   1.2倍強い 0.84倍短い
EVERNEW製 ステンレスアルコールストーブ EBY249   0.56倍弱い 1.8倍長い

EVERNEW製チタンアルコールストーブは、Trangia製アルコールバーナーと比較して、火力で約2割程度強いと判明しました。
   
(参考)
EVERNEW製ステンレスアルコールストーブは、Trangia製アルコールバーナーと比較して、火力が約半分と非常に弱いことが判明しました。ただ、火力が弱い分、燃焼時間は2倍程度長くなります。
この特性は、炊飯にむいていると思われます。

  

   

結果からの感想

 

「EVERNEW チタン EBY254」は火力が強いとの評判ですが。検証結果からTrangia製と比較して2割程度火力が強いことが判明しました。結果からエーと言う感じです。
購入前の、ネットでの口コミを見る限りもっと強いかと思ってました。燃焼時間も火力と反比例して1.5割程度短い結果です。

「EVERNEW製 ステンレスアルコールストーブ EBY249」は火力が弱く、燃焼時間が長いは従来通りの結果です。

  

以前の記事です。EVERNEW製ステンレスアルコールストーブの火力と燃焼時間を検証した結果です。

 

個人的な評価として、「EVERNEW 製チタンアルコールストーブ EBY254」良いアルコールバーナーだと感じます。Trangia製と比較して、そんなに火力・燃焼時間が優れているという気はしませんが、
ただ、重量が超軽い点と内側に目盛があるのが気に入ってます。これで「ほったらかし炊飯」が出来るなら、山行にはこれを持って行く気がします。

アルコール燃料はガス燃料(LPG)と比較して半分の熱量しかないので、なるべく火力があるほうが使いやすいですよね。ただ、火力が強いと燃焼時間は短くなりますが。


#アルコールストーブ


   Tabi浪漫TOP


<今後の予定>

「EVERNEW チタン EBY254」を用いて、Trangia製アルコールバーナーと同様なテストを実施していきます。
・バーナーとクッカー間の距離による火力と燃焼時間の変化
・ほったらかし炊飯への応用など  etc

関連記事一覧

◆画像をクリックすれば、関連記事一覧へジャンプします。


最後までお読みいただき有難うございます。独り旅を楽しむ情報を発信しています。今後ともご愛読よろしくお願いいたします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました