「ほったらかし炊飯」/ アルミホイル使用固形燃料による メスティン 一合炊き

クッキングシート

アルミホイルと固形燃料による「ほったらかし炊飯」

  

メスティンによる「ほったらかし炊飯」は、クッキングシートを用いた方法が有名ですが、同様な事がアルミホイルを用いても可能です。食べ比べた結果として、アルミホイルのほうがふっくらとして美味しいと感じます。容器としてかなりきっちりとしており圧力鍋と同様な炊飯をしたのではと思われます。やり方は超簡単で、クッキングシートみたいな型取りする必要がありません。

アルミホイルの種類

アルミホイルでクッカーの底を覆う工程で穴をあけない事が必要です。穴が開いた状態で炊飯するととぎ汁がクッカーの底に付着して下からの熱で底にこびり付きます。固形燃料ではたいしてこびり付きませんがガスバーナーでの炊飯には黒く炭化するなどクッカーを痛めます。

ホイル成型時に穴を開けないためにも、今回のホイルは厚手タイプ(17um)を用いました。市販されているアルミホイルの厚みは、薄いタイプ(11~12um) と厚いタイプ(17um)の2種類です。


使用したアルミホイル

イオン系ブランド「トップバリュー」製品なので比較的近くで入手可能と思われます。片面にシリコーン樹脂加工されています。他のメーカーを調査した結果、厚さ17umのホイルは多数あるのですが、表面にシリコーン樹脂加工された製品は、ネット調べた限りではありませんでした。たぶん別製品が有るとは思うのですが。上記イオンの厚手タイプの価格は198円?だったと。

 

アルミホイルの加工

  

メスティンの内側にアルミホイルを擦り付ける様にして入れます。比較的「長バットアミ」を用いると簡単にセット出来ます。

アルミホイルをカット

   

幅が25cmなのでアルミホイル(以降ホイル)は長さ30cm以上にカットする。

シリコーン加工面は片側のみです。文字が読める側を上に、シリコーン加工面がお米を入れる面です。

長バットアミ18型を用います

   

カットしたホイル面に「長バットアミ」をのせる。

メスティンにサイズがピッタリとあうアミです。蒸したり色々と利用できます。

注意) アミの接合が突起しているとホイルが破れます。ヤスリと研磨ペーパーでなだらかにする。

   

長バットアミをホイルで包み込むようにする。

ホイルで包んだ長バットアミをメスティンに入れます。

   

長バットアミを押さえながら、ホイルをメスティン内側にこすりつけるようにして形を成型する。

注意) 特に4か所のコーナー部を丁寧に、長バットアミがスムーズに取り出せるぐらいまでに成型する。

   

メスティンの上部からはみ出したホイルを
メスティン外側面側に折り込む。

長バットアミを取りだす。

準備終了!

   

アルミホイルを使用して実際に炊飯

お米と水を入れて吸水

    

お米(無洗米)一合
お水 220cc
吸水は30分以上

メスティンにフタをする。
注意) 厚さ17umのホイルが幾重にも重なっているため非常にフタが入り難い。ある程度の力を込めるとフタが入る。

  

炊飯開始

  

炊飯開始
・固形燃料ストーブ
バーナーパット(自作)
・固形燃料25g
・上面にホイルで包んだレトルト中華丼
・クッカーはメスティン(TR-310)

燃焼時間は約22分

蒸らし10分

炊飯完了

 

炊きあがりました
ホイルが左右側面から膨らんでます。
たぶん、きっちりと密閉しているために
メスティン底とホイルの空気が膨張したためと思います。結果として、圧力釜で炊いたみたいにふっくらとして非常に美味い。


100円ショップで買った、中華レトルトをかけます。美味い!
メスティンを丼飯にするのはアウトドアでは超便利な方法ですね。

スプーンで食べましたが、ご飯粒がホイルからきれいに剥離して取れます。付着していません。
また金属スプーンがホイルにタッチしても破れません。

 

後片付け

 

食べ終わりました。ご飯粒が一粒も残ってません。非常にきれい。ポイするのがなんだかもったいないですね。

ホイルの裏側もキレイです。ただ、メスティン底に汚れが付着しています。たぶん、とぎ汁が底に入って固形化したと思われます。
これはいつも発生するとは限りませんが、だいたい汚れが発生します。無い時もあるのですが。

 

少し水を入れてメラミンスポンジで
こすって取ります。

最後にティッシュ3枚程度で拭き取ります。
これで片付け完了。ホイルは丸めてゴミ箱に
ポイ!

  

クッキングシートとアルミホイルとの比較


アルミホイルは型取りが不要で便利ではあります。クッキングシートは型取りが必要ですが、私が提案する型取り方法で、枚数を一度に取り終えれば、クッキングシートの方が便利だと思います。
クッキングシートの型はメスティンに合わせてますので、メスティン内側にセットするのは、クッキングシートの方が簡単だと思います。

比較一覧

    

クッキングシートは型取りが必要ですが、型さえ取れば比較的簡単に炊飯できます。かたや、アルミホイルは型取りは必要ないのですが、クッカー内側に加工する時に穴や裂けるなどのダメージが多く発生します。
クッキングシートに穴や裂けるなどは、まず発生しません。あとは、毎回クッカーの底に強固に付着した残渣物が発生します、焦げではないのですが。結果、メラミンスポンジでこすって落とすことが必要になります。

比較した結果は、後片づけ重視するなら クッキングシートに軍配が上がる気がします。
ただ、時々アルミホイルを使った「ほったらかし炊飯」をやる目的は、炊きあがったご飯がめちゃめちゃ美味いということです。理由はわかりませんが、たぶん、フタを差し込む時に力を入れて入れるぐらいかたいので、圧力鍋みたいになっているのかと思ってます。

メスティンを使用した炊飯で最もうまいのは、直に炊いてオコゲが少し発生したご飯ではないかと思います。次にアルミホイル、最後はクッキングシート いかがでしょうか。

(参考) 厚手のシリコーン樹脂加工アルミホイル

厚手のシリコーン樹脂加工アルミホイルは商品が少なく入手しにくいかもしれません。薄手ではありますが近くのマーケットで調べてみました。
 

厚さ:12um

ASAHI KASEI
25cm×7m  548円(価格変動有り)


厚さ:11um

TOPVALU
25cm×5m  148円(価格変動有り)
幅30cmの製品も有


厚さ:11um

DAISO
25cm×6m  110円


   

薄手のアルミホイルでも取り扱いに注意すれば炊飯に使えないことはありません。
調理につかえば調理器具を汚すことが少なくなります。また炊飯以外にクッカーを汚さない時に利用できます。
特にフライパンに敷けば肉や野菜を炒める時などの片付けが超簡単になります。
私も、シリコーン樹脂加工アルミホイルを一本 車の中に入れて調理に利用しています。


クッキングシートを用いた「ほったらかし炊飯」の記事もご参考にしてください。
  

     


   

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