寒い季節 アウトドアに最適な「湯たんぽ」とは

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アウトドアで使用する「湯たんぽ」

寒い季節のアウトドアでの就寝は、一番大切なのは極寒に耐えれるシュラフだと思います。
しかし、シュラフは体温で暖めるだけであり、キャンプなど野外で体が冷え切っていると、いくら極寒に耐えれるシュラフでも暖かくならないため寒さで震えることになります。特に一番冷えるのが足先であり、「使い捨てカイロ」や「湯たんぽ」で暖めればぐっすりと眠りにつけ快眠が得られます。

私が普段アウトドアで使用している「湯たんぽ」は600mlで、「湯たんぽ」としては最も容量の小さな製品です。使用開始は暖かいのですが、だいたい4~5時間程度で温度が40℃以下に低下して深夜に目がさめることになります。
本当に朝方まで暖かい「湯たんぽ」が欲しいとなって、より容量の大きな「湯たんぽ」を探して試してみました。

世の中の「湯たんぽ」は、だいたい小容量600ml前後と大容量2000ml以上の2種類に大別することが出来ます。なぜか、1000~2000mlの製品は極めて少ない感じです。
   
アウトドアの場合、大容量の2000ml以上のお湯を沸かすことは困難であろうと思います。
何しろアウトドア用のヤカンにしろクッカーでも1000ml以下であり、大容量2000ml以上の「湯たんぽ」のお湯を得るには、最低3回程度お湯を沸かす必要があります。
私はソロなので3回程度の湯沸かしはやってやれないことはありませんが、4人家族のキャンプだと、2リットル程度の大きいヤカンを持っていたとしても、合計10リットルのお湯を得るには難儀すると思います。

で、探しました。その結果、1200mlと1700mlの「湯たんぽ」を見つけました。これだと自分の持っているクッカーで湯を沸かす回数は2回程度でOKとなります。

検証に使用した3種類の「湯たんぽ」

「湯たんぽ」の材質は、金属系、ゴム系、プラスチック系の3種類ありますが、
今回調査したのはプラスチック系で、本体の材質はポリエチレンです。


ホームセンター(コーナン)で売られている600mlの「湯たんぽ」です。
材質:ポリエチレン(本体)
価格:750円(湯たんぽ収納袋付き)

個人的に冬のアウトドアで愛用してます。
保温時間は4~5時間で深夜には冷たくなるため再度ガスバーナーで加熱して使用しています。
再加熱しても600mlなのでガスバーナーで3~4分程度で完了できます。

無印良品で売られている容量1200mlです。
価格は、780円。

1.2リットルの「湯たんぽ」は珍しいと思います。
ネットで1リットル越えの「湯たんぽ」をさがしましたが、唯一ヒットしたのが、この製品でした。
残念ながら、発売開始が11月であり、現在完売しています。

12月にはいって、無印良品で店員の方に尋ねましたが、「すいません!完売しましたー、補充しませんので次のシーズンにご購入くださーい」だって!
この記事を読んで購入を検討された方残念でした!
すぐに売り切れるそうですので、11月にはダッシュでお店に行ってください。

    

100円ショップ ダイソーで売られていた
容量1700mlの製品です。
材質:ポリエチレン(本体) 
   ポリエチレン(キャップ)
価格は、たしか600円程度。

以上の3種類、容量2000ml以上の製品は、アウトドアでお湯を沸かすのが大変なので対象外としています。

時間経過と湯温の測定方法

測定したデーター値は、プラスチック製の「湯たんぽ」限定です。ブリキ製とかゴム製の「湯たんぽ」とは異なりますのでご注意ください。

熱電対による測定箇所と温調計

「湯たんぽ」のキャップの部分に発砲スチロールを詰めて熱電対をお湯まで突き刺して湯温の変化を測定。
「湯たんぽ」外側の温度は、熱電対をテープで固定して温度を測定しました。

参考までに、沸騰したお湯を入れましたが、1分以内に92℃程度に温度低下します。
お湯を「湯たんぽ」入れて数分以内に90℃以下に下がる事に少しびっくりです。

当然ながら、温度測定中は上側にも毛布を掛けています。


◆容量1700mlでの測定例(600mlと1200mlも同様に計測しています)

熱電対:T型(200℃~-200℃) 精度:±0.5℃
温度測定箇所:①湯たんぽ外側温度 ②湯たんぽの湯温 ③室温
温度計測:温調計 SHIMADEN SR-91

保温下限温度を45℃に設定した理由

普段家で使用している「電気あんか」です。

温度設定はアナログで「強」「中」「弱」の3種類です。
それぞれの温度設定にてシュラフに入れて温度を測定してみました。
「強」— 56.5℃ 暖かい
「中」— 46.4℃ やや暖かい
「弱」— 38.7℃ 暖かくない

使用してみて「中」のやや暖かいが限界だと感じます。数値的に切りの良い45℃を「湯たんぽ」の保温下限値としました。
「湯たんぽ」、「電気あんか」を使用して感じるのは、体温プラス10℃でないと身体をあっためる事が出来ない感じです。温泉など40℃程度のお湯で暖かく感じるのにです。
多分熱量の違いだと思います。

「湯タンポ」の湯温と外側温度を時間経過で変化を測定

測定時間は、1~2時間おきに計器の温度を記録。

「湯たんぽ」内の湯温

「湯たんぽ」外側の温度

「湯たんぽ」の湯温と外側の温度の温度低下の傾向は、ほぼ同じです。
強いて言えば、外側の温度のほうが、1~2℃程度低くなります。

容量600mlでの保温時間は4時間30分
容量1200mlでの保温時間は7時間
容量1700mlでの保温時間は9時間

「湯たんぽ」の容量と保温時間の関係

湯温45℃に低下するまでの各「湯たんぽ」の保温時間をプロットしてみました。

「湯たんぽ」の45℃までの保温時間(低下時間)をプロットするとほぼ直線であることがわかります。
この直線上から容量2200mlだと保温時間は11時間と読み取れます。
容量2.2リットルの「湯たんぽ」であれば、45℃までの保温時間は11時間となります。
この11時間は多分あっていると感じますが、どうでしょうか。

この直線から一次式に換算すると

Y=(0.245 × X) + 123
Yは保温時間(単位:分)  Xは「湯たんぽ」お湯の容量 (単位:ml)

「湯たんぽ」の容量が3000mlであれば、上記計算式から保温時間
保温時間は873分となり時間に直すと14時間33分となります。

実際に使用してみた感想

実際に使用してみた感じとして「湯たんぽ」の容量が大きいほうが熱量的にも暖かいと感じます。
そりゃーそうでしょう、600mlと1700mlとを比較すると、容量が3倍ですが保温時間は2倍です。単純計算では、1700mlは600mlと比較して約2倍の熱量を放射していることになります。
シュラフ内で使用してみましたが、保温時間はだいたい合っている感じで、誤差は少ないと思います。

まとめ

容量600mlでの保温時間(使用に耐えうる温度45℃まで低下)は4時間半、1200mlで7時間、1700mlで9時間です。

容量に比例して保温時間が増えない事がわかりました。
1200mlだと600mlの倍の容量ですので保温時間は2倍になるのではと期待しましたが、実際は1.5倍程度です。1700mlだと600mlの約3倍の容量ですが、保温時間は約2倍となります。
容量が大きいと湯たんぽの形状も大きくなるので熱放射も大きくなるせいだと思います。
しかし、実際にシュラフに入れて使用してみると容量が大きいほうが暖かいと実感出来ます。


◆600mlを使用すると深夜に冷めるので、再度バーナーで加熱する必要があります。再加熱後は朝までぐっすり寝る事ができます。

◆1200mlだと朝方近くで冷めるので、まあ我慢するかなという程度です。

◆1700mlだと一応朝まで暖かい状態で熟睡できます。



現在、私がキャンプにてチョイスしたのは1200mlの「湯たんぽ」です。
小さいクッカーで2回程度お湯を沸かせばOKとなりますし、一応朝方まで暖かい点です。
保温7時間の時点で45℃ですので、正直な気持ちとして保温時間(7時間)がもう少し長ければと感じますが、温度45℃は一応暖かいので、シュラフの中で「湯たんぽ」を股に挟んで必死に暖を取るなど朝方は苦労しています。(笑)

どうでしょうか、プラスチック製「湯たんぽ」の基礎的な判断材料となったでしょうか。
この結果から、読者の皆様はどの「湯たんぽ」を選択されますか。
    


    

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