ダイソー フッ素加工ミニメスティンとは
以前記事にした「フッ素加工ミニメスティン」に関する情報です。
ダイソー
フッ素加工ミニメスティン
価格:700円
容量:500ml
一合炊飯まで可能
買って数回使用しましたが、正直、値段の割には良いメスティンだと思います。
以前、固形燃料での炊飯を実施しましたが、美味しくご飯が炊けました。またフッ素加工されているので、食べ終わった後の、洗い物などの後始末をティッシュで拭きとるだけで完結できます。道の駅など洗い場が無い場所での車中泊の自炊に最適です。
アルコールストーブによる フッ素加工ミニメステインでの「ほったらかし炊飯」
前の記事では、固形燃料での炊飯をやってみましたが、今回はアルコールストーブを用いてみました。お米0.75合に対してアルコール量30ccという絶対に焦げるという条件で実施してみました。ちなみにアルコール量30ccはお米一合に最適な量です。

・フッ素加工ミニメステイン
・無洗米:0.75合
・EVENEW製チタンアルコールストーブ
・ダイソーボトル(ALC:30cc)
・ウインドスクリーン
・敷パッド
・マッチ
実際にフッ素加工ミニメスティンにて「ほったらかし炊飯」実施

・無洗米0.75 合
・水:180cc
・給水時間:30分

・アルコール燃料:30cc
内側の30ccのライン(下側)までアルコールが入っています。
アルコール量30ccは一合炊飯時の量です。
お米が0.75合なので絶対に焦げが発生すると思います。
<参考までに>
0.75合炊飯でのアルコール量は20~25ccです。差の5ccは季節の気温にて使いわけています。

EVENEWチタンアルコールストーブ上に直にメスティンをのせます。こうすることで火力を弱めて燃焼時間を2倍程度長くできます。
・燃焼時間:15分
<参考>
十字五徳(15mm)を使用するとALC30ccで燃焼時間は約7分半~8分程度
直に置くと、燃焼時間は約2倍の15分程度になります。
フタの浮き上がり防止用としてアルミホイルで包んだレトルトカレーをのせました。
この状態でレトルトカレーを温めることが出来ます。
気をつけるのは、メスティン底がフッ素加工でツルツルで滑りやすくなっているので、メステインが横にずれてアルコールストーブより落下する可能があります。
私も一度落としましたが、まあ水がこぼれることもなく再度アルコールストーブにのせるだけでOKでした。
でも、メステインをアルコールストーブにのせる時には気をつけましょう。

メスティン側面には吹きこぼれがあります。
火力で茶色に焼けてます。

蒸らし時間10分
美味く炊けてます。

ご飯をひっくり返して焦げ状態を確認。
底にオコゲがありません。
正直、え!って感じです。
1.0合炊飯時のアルコール量30ccでしたので、オコゲが有って当然と思ってましたので本当にびっくりです。
さすがフッ素加工品です。

炊きあがったご飯0.75合にレトルトカレーをかけた状態です。ほぼ、いっぱいになります。
これがお米一合でしたら、レトルトカレーをかけると必ず溢れます。
500mlのメスティンで炊きあがったご飯上にレトルトカレーなどをかける場合には、溢れてカレーをこぼさないようにするためご飯の量を0.75合にしています。
食べましたが、美味いご飯で、美味しいカレーライスでした。
ティッシュで拭きとるだけの後片付けはどうか
問題の食後の後片付けです。はたして!

食べ終わると、ごらんのようにミニメスティンの内側はカレーが付着しています。
メスティン側面外側には、吹きこぼれが付着しています。

通常は、アルコールを含んだ消毒用のウェットティッシュを使うのですが、今回無かったので、水を含ませたティッシュ2枚で拭き取りました。
2枚で拭き取ると、ほぼきれいに拭き取れます。
外側の吹きこぼれた残渣物もキレイに拭き取れてます。

最後に、乾いたティッシュで擦って仕上げます。
これで片付け完了です。
あ、フタも同様にしてキレイにします。
フッ素加工されていないメステインだと、ご飯などのこびりつきがあって食べ終わってすぐに拭き取らないといけないのですが、このフッ素加工品だとそんな感じがしません。
フッ素加工品最高!
フッ素加工されていないミニメスティン(500円)との比較
フッ素加工されていないミニメスティンを用いて、フッ素加工ミニメスティンと比較してみました。
<注目点>
①食材がくっつきにくい、焦げにくいのか
②汚れが落ちやすく、片付けが楽になるのか
炊飯条件は、フッ素加工ミニメスティン使用の時と同じです。

・EVERNEW製チタンアルコールストーブ
・アルコール量は30cc
・お米は無洗米0.75合
・水:180cc
・吸水時間は30分



フタを開けた状態です。内側の底と側面に焦げ付きが発生しています。

温めたレトルトカレーをメスティンの炊きあがったご飯の上にかけて食べましたが、正直メチャクチャに美味い。
少しオコゲが有るご飯のほうが美味しいと感じるのは私だけでしょうか。
フッ素加工されていないミニメスティンでの後片付け



ティッシュで拭き取ることは無理でした。
ティッシュの枚数を増やして時間をかければ取れると思うのですが、かなり厳しい気がします。正直、無理だと思います。
途中お湯を入れて、こびり付きをふやかして取ろうとしましたが、やはり無理でした。
アハハ
無理と判断したので、家の流しでスポンジを使用して洗浄完了!
フッ素加工されていないメスティンで「ほったらかし炊飯」をする場合には。クッキングシートを用いた「メスティン折り」を使用される事をお勧めします。
まとめ
普段、私は快速旅団のフッ素加工メステイン(レギュラー800cc)を使用してまして、
・焦げ付きが発生しにくい
・汚れものがくっ付きにくくて後片付けが簡単
と感じてはいたのですが、
ダイソー「フッ素加工ミニメスティン」も同様な結果でした。
一合炊飯条件のアルコール量30ccで0.75合炊飯を実施したため、絶対に焦げ付きが発生すると思ってましたが、意に反して焦げ付きはありませんでした。フッ素加工されていないミニメスティン(500円)で、一合炊飯を同じ条件でやるとオコゲが発生してましたので、フッ素加工品は素晴らしいという結果となりました。これならクッキングシートを用いたメイティン折りなどは必要ないですね。
今回のフッ素加工ミニメスティンは、固形燃料やアルコールストーブを用いると問題発生が少ないと思います(アルコール系の最高温度は1000℃)が、しかし最高温度(1700℃)が高いガスバーナーを用いる場合には火力を弱くするなどの注意が必要だと感じます。
一度、ガスバーナーでフッ素加工品のクッカー使う方を山で見かけた事がありますが、フッ素加工コート膜がボロボロになって剥がれ落ちた状態になってました。よく使うなーって感じでした。使用されているのを観察すると、やはり火力が強いのかガスバーナーからゴォーという音が出てましたのでバルブ全開な気がします。フッ素加工品のクッカーを使うなら、普通火力のシューという音か、それ以下にバルブを絞るべきだと感じます。
このダイソーのフッ素加工ミニメスティンの箱にも注意書きされています。
●必ず中火以下で調理してください
●空だきは絶対にしないでください
コートされたフッ素樹脂は、耐熱温度が250℃で剥離します。また、350℃以上では分解して有毒ガスが発生します。気をつけましょう。
「フッ素加工ミニメスティン」個人的な感想としては◎ですね。これが700円だなんて本当にダイソーさんはスゴイと感じます。
いつも行くスタバーのドリップコーヒー2杯分でこれが買えるなんてやはりスゴイ!
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