Esbit製チタニュームストーブ改造 PartⅡ アルコール系固形燃料専用受け皿取り付け

アウトドア用調理器具

チタニュームストーブとは

UL山行者に愛されているEsbit製のストーブです。Esbit製固形燃料(ヘキサミン)専用です。

専用収納袋

Esbit(エスビット) チタニュームストーブ ESSTI115TI
重量:15g
価格:1725円(Amazon価格)

チタニュームストーブ改造-Part ①

高さのあるアルコール系固形燃料を置けるように、四角形の受け皿のかどを金ノコでカットして、ペンチで広げてフラットにしました。
この結果、アルコール系固形燃料とクッカー間の距離を4mm広げる事が出来、アルコール系固形燃料が安定に燃焼できるようになりました。

100円ショップで入手できるアルコール系固形燃料は、20g、25g、30gの3種類ですが、25gのみプラスチック容器に入っていて高さが30mmであるために、高さを4mm広げてもクッカーと固形燃料の距離が近すぎて安定に燃焼しません。
この25gのみ容器から取り出して押しつぶして高さを20mm程度にして使用可となります。

皿を平らにするだけでも、アルコール系固形燃料を使う上での効果は十分にあります。
まずは、平らに改造してみてはどうでしょうか。

チタニュームストーブ改造-Part ②

受け皿を平らにするだけでも効果大なのですが、より使いやすくするために円形の受け皿を取り付けました。目的は、ジェル状の固形燃料(着火剤)を気軽に使えないかと考えたからです。

   

アルコール系固形燃料用の受け皿を取り付けた状態(完成形)

円筒型のアルコール系固形燃料を置けるように、円筒形の受け皿を取り付けました。

この受け皿で円筒型の固形燃料が気楽に置けるようになりました。後始末を簡単にするために受け皿表面にアルミホイルを敷くますが、
アルミホイルをカットして受け皿に合わせて敷くだけで簡単にセットできます。

改造方法

    

フラットに加工した板に3mm径の穴を開けます。その穴に合わせて円形の受け皿にも3mm径の穴を開けます。  

3mm径薄平アルミリベットを挿入してニッパーで少し残してカット(2mmぐらい頭が出る程度に)します。反対側のリベットに木片を当てて金槌でリベットを叩いて頭を潰します。
必ず木片を当てること、金属を当てるとリベットが潰れます。私も、金属を当ててリベットの頭を潰してしまって、再度、ドリルで穴をあけてリベットを取り出しやり直しを行いました。
リベットの名称は「たたきリベット」「ブラインドリベット」と呼びます。

   

用いた薄平リベットです。
径:3mm 長さ:8mm  材質:アルミ

大きいホームセンターに行けば必ず有ります。
価格は100円前後

長さ8mmは必要ないのですが、まあニッパーでどうせカットするので長くても問題ありません。


受け皿の底から五徳の爪まで距離は35mmとなります。従って、20g、30gの固形燃料の高さが約20mm前後なので、クッカーと固形燃料TOPまでの距離は約15mm程度となります。
過去に、固形燃料の火力が最大となる距離は15~20mm程度と検証してますので、このチタニュームストーブ(改造)と固形燃料の相性は火力も強く最適だと思います。

受け皿を取り付けることで、重さは19.6gと約5gほど重くなりました。

用いた円形の受け皿

  

ヤマコー 火皿 アルミ 80011

¥154 (Amazon価格)

  • サイズ:約直径5×高さ2.8cm
  • 重量:約12g

    固形燃料用の火皿みたいです。

万力で挟んで、金ノコで(高さ8mm)でカットしました。
カット面を300番の研磨紙で磨いて終了。
材質がアルミなので加工は非常に楽でした。

3mm径の穴をあけた状態ですが、
高さ(深さ)8mmの円形の受け皿です。

アルコール系固形燃料を置いてみました

固形燃料20g、25g、30g 3種類を置いてみましたが、下記画像のように、クッカーとの距離が15mm程度に取れるなど、問題無く受け皿に置くことが出来ます。

実際に、固形燃料25gでお湯を沸かしてみましたが、問題なく燃焼しています。

①800mlのお湯を沸かすには、固形燃料30g
②500mlのお湯を沸かすには、固形燃料20g
③ほったらかし炊飯での一合炊きの場合は、固形燃料25g
④ほったらかし炊飯での0.75合炊きの場合は、固形燃料20g

用途で使いわければ、ソロでの山行に十分に役立ちます。

   

改造品も収納袋に入りますので、携行も問題ありません。

できれば、調理用として2個欲しいですね。ほったらかし炊飯しながら別にお湯を沸かせますので。
2個でも重量は40g程度ですので、重さもたいした事ない感じです。

結果

アルコール系固形燃料を使う上で便利になりました。最初からアルコール系固形燃料専用の円形受け皿があるチタニュームストーブが販売されればと感じます。
改造もさほど困難ではないので、この様に改造する価値は十分にあります。

ポケットストーブと比較すると、ポケットストーブの重さが約105gですから、改造したチタニュームストーブは約85g軽量となります。
山行で少し凝った料理をするなら、このチタニユームストーブを2個(重さ約40g)使用すれば調理も楽しめると思います。

個人的にもこの改造は成功だと思います。100円ショップの固形燃料を使うとなるとポケットストーブを用いていましたが、この改造後はチタニュームストーブを多用するようになりました。重さ約20gと超軽いチタニュームストーブ良いですよねー。

この記事を読まれた方もぜひ改造してみてください。

    


      

#チタニュームストーブ

#固形燃料

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