武田アルコールストーブ 550円 激安品の評価結果

アルコールストーブ

武田アルコールストーブ 550円

    

先日「フレッツ」という100円ショップに買い物に行った時に、Trangia製アルコールバーナーに似たアルコールストーブ(名称)が販売されてました。価格は550円(税込み)と激安です。
思わず手に取ってレジでお金を払ってました。
550円ですものねー、1000円だったら買わないと思います。家で開封した感じでは、Trangia製とよく似ていてとっても良い感じです。

本物のTrangia製アルコールバーナー(TRB25)と色々と比較してみます。

Trangia製アルコールバーナーとほとんど一緒です。

違いがあるのでしょうか?

     

武田アルコールストーブとは

  

参考)
Trangia製アルコールバーナー(TRB25)
サイズ:Φ75mm × 45mm(H)
重量:110g
容量:110ml(使用MAX:70cc)

形状寸法は全く同じ

重量が異なるのは、武田製には「火力調整フタ」が無いためです。

見た感じとして、真鍮製ですが
質感的にもいい感じです。

  

   

Trangia製アルコールバーナーとの比較

    

(左)Trangia製         (右)武田製

(左)画像で示す様に、「火力調整フタ」が付属しておりません。

(左)Trangia製         (右)武田製

ジェット孔の数は、
Trangia製:24個  武田製:26個
武田製26個はEsbitと同じ

(左)Trangia製         (右)武田製

裏側の形状がTrangia製と違います
裏側の形状はEsbit製アルストと同じです。(画像が有りませんが)

Trangia製アルコールバーナー

ジェット孔の数は24個、全て同じ大きさの孔です。

武田製アルコールストーブ

ジェット孔の数は26個、孔の大きさが、交互に大きい孔と小さい孔となっています。
このジェット孔の配置はEsbit製アルストとよく似ています。

   

  (左)Trangia製         (右)武田製

Trangia製と武田製のアルストトップを合わせた状態での画像で、ねじ山の違いがあります。

フタのねじ山が、武田製は山3本
Trangia製は山4本あります。

この結果、Trangia製のフタを武田製にねじ込むことはかなり無理があります。
すんなりとねじ込めません。
画像でも山のピッチが異なるのが確認されます。

まあ、製品の違うフタをねじ込む必要もありませんが。

Trangia製の「火力調整フタ」を武田製にかぶせてみましたが、問題なくかぶせる事が出来ます。

EVERNEW製のステンレス十字五徳をのせてみましたが、何の問題もありません。

参考)
Trangia製にもすんなりのせる事が出来ます。
この十字五徳(クッカーとの距離:15mm)で
火力を半分にし、燃焼時間を約2倍にすることで
固形燃料と同等の「ほったらかし炊飯」が可能となりました。

    


◆Trangia製アルコールバーナー(TRB25)での過去の関連記事です。

① アルコール量30ccでの「火力調整フタ」を使用した「ほったらかし炊飯」一合炊き

② アルコール量30ccでの十字五徳を使用した「ほったらかし炊飯」一合炊き

実際に着火して検証

  

<検証条件>

まず、一定量のアルコール量で燃焼時間を測定してTrangia製と比較してみました。
Trangia製より燃焼時間が長いなら火力は弱く、燃焼時間が短いなら火力は強いという判断となります。

アルコールの熱量は一定なのと、アルコールストーブ(バーナー)の構造もほぼ同じなので熱効率も
そんなに変わらないと思います。

        燃焼時間が長い → 火力が弱い
        燃焼時間が短い → 火力が強い

火力が強くて燃焼時間が長くなるなんて絶対にあり得ませんし、逆もほぼ無いと感じます

    

<参考>
ちなみに、Trangia製アルコールバーナーの燃焼時間は、
燃焼時間=3 × n - 1 (分) nはアルコール量で、30ccならn=3となり
3 × 3-1=8分の燃焼時間となります。

現在、私が愛用しているEVERNEW製チタンアルコールストーブの場合の燃焼時間は、
3 × n-2(分) でアルコール量30ccなら 3 × 3-2で7分間の燃焼時間となります。

実際に着火して「Trangia製」と「EVERNEW製」と比較

ストーブ(バーナー)上にクッカーのせないフリーの状態にて、アルコール量:30cc(一定)を入れて着火して消火までの状態を、タイムラプス映像として記録しました。

現在、私が愛用しているEVERNEW製チタンアルコールストーブも比較対象として追加しております。

  

アルコール量30ccで着火後3分後の状態

 

<記録した映像から>

  製 品   ①燃焼時間 ②燃焼時間   ①火力 Trangia 
   基準
②火力 EVERNEW
   基準
  武 田 12分40秒   760秒    0.63   0.55
 Trangia 8分   480秒    1.0   0.87
  EVERNEW  7分  420秒    1.14   1.0

正直、武田アルコールストーブの燃焼時間がこれほどまでに長いとは思いませんでした。
Trangia製の燃焼時間を基準(×1)とすると武田製アルコールストーブの火力は0.63倍と大幅に低下します。

   

比較した動画

   

個々に撮影した比較映像をまとめて1つの映像にしてみました。

2分ちょっとの長さでまとめました、ぜひ気軽に見てください。

<映像から判明した事>

①点火しにくく、点火しても火力が安定化するまでに時間が2分程度かかる

②炎の色が赤っぽい、不完全燃焼している量が多いのでは

③燃焼時間が長い、Trangia製の約1.6倍と長いため、燃焼時間が長いということは、その分火力は弱い。Trangia製火力の約0.63倍。
EVERNEW製チタンアルコールストーブと比較すると、燃焼時間から武田アルコールストーブは約半分程度の火力と判断されます。

    

検証結果よりの結論

   

形と寸法が、Trangia製アルコールバーナーと似ているだけで、火力等の性能は遠く及びません。
Trangia製アルコールバーナーは、半世紀以上のロングセラーを誇る製品だとイワタニのHPに書かれてます。構造的には単純ながら、性能を出すために試行錯誤されているんでしょうね。

正直、こんなに性能が落ちる製品とは思いませんでした。やはり偽物はダメですね。
「安物買いの銭失い」でした。

たぶんですが、似ているのはEsbit製のアルコールバーナーではないかと思います。Trangia製とEsbit製を比較すると、同じアルコール量でEsbit製のほうが2割程度燃焼時間が長いとの事(火力は2割程度低い)です。この武田製をTrangia製と比較した事じたい間違いかもしれません。
武田製も中国製と明記されてますし、Esbit製も中国製なので作るのは簡単なのかもしれません。ひょっとして同一メーカーかもです。

  
現在、愛用してるEVERNEW製チタンアルコールストーブの、約半分程度の火力なんて信じられません。
持ってても使わないと感じたので、即ゴミ箱行きにしました。残念な結果です。

武田アルコールストーブの検証から判明したのは、現在愛用しているEVERNEW製チタンアルコールストーブの良さが際立っている点です。少々値段が高いのが気になりますが、アマゾンを注視していると3000円以下で買える日が多々あります。アルコールストーブ初心者の方にも、ぜひEVERNEW製チタンアルコールストーブをお勧めします。

    

Esbit製アルコールバーナーとの比較

    

<後日記載>
武田アルコールストーブの形状から比較すると、Esbit製のアルコールバーナーとよく似ています。
ジェット孔の形状と裏側形状などまったく同じです。
ネットで調べると、Esbit製はTrangia製より火力は2割程度弱いとのこと。
武田アルコールストーブ、形状的にはEsbit製と似ていますが、火力がTrangia製の約半分程度なので
やはりバッタもんでしかないと感じます。
    

形状だけみると、同一だと感じるぐらいよく似ていますが、アルコールストーブとしての性能はまったくダメな製品です。形では判断出来ませんね。安いからと言って、買ってため息つかないようにしてください。

   


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