2合炊飯可能 テフロン加工 アウトドア用クッカー
<正式名称>
PRIMUS プリムス クッカー イージークックNS ソロセットM (PCKK202)
NS:ノンスティック加工(テフロン加工)
特長
重量:250g (254.3g)
素材:アルミ (ハードアノダイズド加工)
ハードアノダイズド加工とは、硬質アルマイト加工処理の事です。
内側:ノンスティック加工(テフロン加工)
底面(外側)に滑り止め加工
<ポット>
容量:900ml 重量:170g
参考) Milicamp製のメステインは800mlで2合炊き出来ます。ポットは900ml有りますので2合炊飯が可能です。
大きさ:12.5cm(直径)×10cm(高さ)
<ミニポット>
容量:400ml 重量:84.3g
大きさ:12.5cm(直径)×5cm(高さ)
ダイソーのミニメステインの容量が500mlで一合炊飯出来ますが、400mlでは一合炊飯は出来ません。0.75合なら可能です。
参考)フライパン代わりになります。例えば、目玉焼き、ウインナーを炒めるなど。
<目盛>
画像の様に、200ml、400ml、600ml、800mlの4種類。
計りで重量計測した水を入れてみましたが、ドンピシャでした。かなり正確です。
右側の目盛は、アメリカ・イギリスで使用されている単位オンス(Oz)です。
(アメリカ)1Oz=29.57ml
(イギリス)1Oz=28.41ml
何で統一されてないんでしょか?
PRIMUSはスウェーデンのメーカーなので、単位1oz=28.41mlだと思います。
目盛 12ozは341ml 16ozは455ml 20ozは568ml 24ozは682ml
ちなみに、アメリカの24ozだと710mlとなり、クッカー目盛の600mlと800ml間の半分以上になりますが、24ozの目盛は700ml以下の位置なのでイギリス単位だということがわかります。
<注ぎ口>
意外に便利なのが、この注ぎ口です。
<取っ手>
取っ手には、耐熱用のシリコンラバーグリップが付いていてとても握りやすく、折りたためば邪魔になりません。熱くならないため手で持ちやすいと感じます。
シリコンラバーの耐熱温度は300℃前後で、バーナーの熱にかなり耐えると思いますが、ガスバーナーの最高温度が1700℃、アルコールバーナーの最高温度が1000℃程度ですので、画像の様に、火力から当たらない様に、取っ手をひろげてクッカーから離しておくべきだと思います。
問題点
このクッカーの問題点は、専用フタが付随しない点です。
同じプリムスの製品で、「イージークック・ミニキット P-CK-K101 」にはフタが付いているので
こんなフタが欲しいと探しました。
個人的にクッカーにフタを欲しがる目的は、炊飯に用いたいと思っているからです。アルミホイルで代用しても良いのですが、アルミホイルを用いると吹きこぼれが多くあります。この吹きこぼれがクッカーの側面に付着してバーナーの火力で固着すると、スポンジで洗っても取れなくなります。
これが非常に嫌なのです。
ユニフレーム(UNIFLAME) UFシェラリッド300チタン 668146
Amazonで探してありました。
本来は、シェラカップ用のフタみたいです。
直径:12cm 厚さ(高さ):0.8cm
重量:32g(32.8g)
価格:990円 (2021年購入価格)
材質チタンでこの価格は安いと思います。
ポット(900ml)にピッタリです。
このフタがあれば、一合炊飯、二合炊飯が出来ます。
ミニポットのフタとしても使用出来ます。
容量が400mlなので一合炊飯は無理でしょうが、ちょっとした調理には使用できるのではと思います。
例えば、目玉焼きとかウインナーを炒めるとか、その他・・・。
本当にピッタリーです。見ているだけでもワクワク感がとまりません。
後日ですが、100円ショップでシェラカップのフタ(直径12cm)が販売されているのを見て、少し加工してPRIMUS製ソロクッカーMにピッタリのフタを製作しました。
ミニポットの活用例
ポット(900ml)で「ほったらかし炊飯」していて蒸らしの10分間にミニポットを用いて副食を作りました。
なにしろ、アルコールストーブは一つなので、同時には無理です。
笠置キャンプ場での朝食です。
目玉焼きにはちょうど良い大きさです。
ウインナーも5本までならOK。
ちなみに、
EVERNEW製チタンアルコールストーブでアルコール量20ccで十字五徳(15mm)を使用して両方調理しています。燃焼時間は5分半程度でした。
使用してみた感想
本当に良いクッカーだと感じます。今後は、このクッカーが山旅のお供になると思います。
このクッカーの購入に至った動機は、EVERNEW製のチタンアルコールストーブを入手したからです。
このチタンアルコールストーブの下段ジェット孔の距離が広いんですよね、孔と孔の距離が最大6cm程度です。この穴から炎が出ると、かなり広範囲に炎が広がります。メスティンなど幅が狭い側は炎が底だけではなく側面に当たってしまいます。実際にメスティンで炊飯すると中央部の側面側にオコゲが発生します。たぶん、火力が逃げて熱効率が悪いのではと感じてます。
そんなわけで、火力がクッカー底に充分あたるような底が円形のクッカーが「PRIMUS クッカーNS ソロセットM」なのです。
<良い点>
①ノンスティック加工(テフロン加工)
②目盛付き(かなり正確)
③容量が900mlで2合炊きが出来る。仲間と二人で山行する時には超便利。
<悪い点>
フタが付いてない点。ただし、フタは別製品が使用可能ですが、希望として製品に付けて販売して欲しいです。
「プリムス クッカー イージークックNS ソロセットM」フタ付きで無いのが残念ですが、
製品としては良いクッカーです。山行に適したクッカーだと感じます。
もう2回ほど一合炊飯に用いてますが、テフロン加工は超便利です。ティッシュ5枚程度で後片付けが完了します。洗い場が無い場所で使用するのは最適です。
このクッカーとチタンアルコールストーブでの一合炊飯と二合炊飯の記事を後日アップします。
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