アウトドア向け「クッキングシート」
メスティン内側にセットするクッキングシートです。後片付けが超簡単になります。
食べ終わって、クッキングシートを丸めてゴミ箱にポイと捨てるだけで完了します。水を流しながら洗剤で洗うなどの作業が不要になります。
山行や道の駅車中泊など、洗い場が無い場所での炊飯に超便利で楽しめます。
なぜメスティンでの炊飯にクッキングシートを用いるのか
メスティンの 材質はアルミでありご飯粒が付きやすく、さらに焦げ付くと食後の後片付けでメスティンを綺麗にすることはなかなか大変な作業となります。
キャンプ場などの洗い場があれば簡単ですが、山のテント場や車中泊した道の駅では洗い場が無いため食後のメスティンを洗うことはほぼ不可能となります。
やむなく、道の駅トイレの洗面台で食器を洗っている輩がおられますが、これは論外でしょう。こんなマナー違反をして後ろ指さされたくありません。
このクッキングシートを引いて炊飯すると焦げ付きなどが無く、かつ、汚れもつかないため食後の後片付けが非常に楽になります。
実際に、炊飯後のメスティンの後片づけは、メスティン内側をティッシュ5枚程度で拭き取るだけで終了となります。スポンジに洗剤をつけて洗うという行為が不要になります。
メスティン以外でもフライパン等への応用が可能です。個人的には、洗い場が無い山や道の駅などで、クッキングシート無しでの炊飯(料理)は考えられません。
クッキングシートは3種類の製品があります
◆市販されているクッキングシート(3種類)
市販されている「クッキングシート」の素材の種類は、3種類です。③のパーチメント紙は近くのマーケットにはありませんでした。ほとんどが「耐油紙」であり「グラシン紙」の製品は少数です。時々、100円ショップでも「グラシン紙」が売られているみたいですが、「耐油紙」とくらべて長さが短いみたいです。
加圧加工する分だけグラシン紙の単価が高いからかな、グラシン紙のほうが高級品?
メスティンに最適な「クッキングシート」とは
メスティンに最適なクッキングシートを検証しました。
実際に使用してみた結果
実際にメスティンにて、「耐油紙」と「グラシン紙」を使ってみました。その結果、「グラシン紙」のほうに軍配があがります。
◆耐久性
・メスティンで炊いたご飯の上(シートはそのままで)にカレーをかけてスプーンで食べた結果、「グラシン紙」は破れませんが、「耐油紙」は頻繁に破れてしまいます。スプーンでつつくと明らかに「耐油紙」は破れやすい。
◆付着性
・炊いたご飯が「グラシン紙」はあまり付着しませんが、「耐油紙」はくっ付いてしまいます。結果、「グラシン紙」はご飯粒がくっつかないが、「耐油紙」はくっつきます。
メスティンでの炊飯や別の料理などに用いるクツキングシートは「シリコン樹脂加工グラシン紙」が強度と・ご飯粒が付着しない点などで最適と思われます。ただし、メスティンでの炊飯に「耐油紙」が使えないわけではありません。
個人的には、グラシン紙のクッキングシートを愛用しています。普通の食事使用であるかぎり一度も破れた事がありません。
メスティンで用いるクッキングシートの材質は、「シリコン樹脂加工グラシン紙」が破れにくい点で最適です。「シリコン樹脂加工耐油紙」がまったく使えないことはありませんが、ただ、少し破れやすいので取り扱いには注意が必要です。
「メスティン折り」に最適なクッキングシートの種類は「グラシン紙」
クッキングシート幅は30cmの商品を選択
メスティンはTrangia以外の製品も多く売られてますが、外観も寸法的にもほぼ同じであり、
私が所有している「Milicamp」やFieldSummit製の「ライスクッカーI」も同じ形状と寸法で使用することが出来ます。
さすがに、ダイソーのミニメスティン一合には使用できません。
メステイン(TR-210)用クッキングシートの形状と寸法
レギュラーメスティンに最適なクッキングシートの形状と寸法を、A4サイズになるようにカット&トライを繰り返して、ほぼ満足いく形を作製しました。
メスティン折りクッキングシートの形状と寸法
◆今回改善した「メスティン折り」のクッキングシートの形状と寸法
一枚の寸法は、300mm ×210mmであり、一般的事務用紙A4サイズと同じです。
したがって、クッキングシートの幅30cmの物を選ぶほうが効率よく枚数が取れます。幅30cmで長さ5mのクッキングシートだとラフにカットして約20枚程度取れます。
◆この形状にした改善点
①折り込み線を描いた下敷き等の型が無くても簡単に折り込めます。
②メスティンの縁外側にも折り込むため、本体とフタとの密着性が向上して吹きこぼれが極めて少なくなります。
おすすめの「グラシン紙」クッキングシート
近くのマーケットや100円ショップを調査した結果、比較的、安価に入手出来そうなクッキングシート (グラシン紙) はイオン系のブランドであるTOPVALUの製品です。イオン系の店は日本全国にありますので入手しやすいと思います。
商品名
コスト的に幅30cmのクッキングシートが最適
一枚の寸法が事務用A4サイズ(300mm × 210mm)と同じです。したがって、幅30cmのクッキングシートであれば1本のクッキングシートから多くの枚数が取れます。
実際に、幅30cmで長さ5mのクッキングシートからだと約20枚程度取れます。
クッキングシートは、普通のスーパーマーケットで どこでも売ってます。当然100円ショップでも売られています。ただ、100円ショップでは「グラシン紙」より「耐油紙」のほうが多く、日によっては「グラシン紙」が無い場合があります。
ただ、いろんな100円ショップに行きましたが、幅30cmの製品は ほとんど有りません。
グラシン紙が入手できなければ、耐油紙でもOKです。破れやすいので取り扱いには少し注意するだけです。
長さ5mで196円、メスティン折りシート20枚だと一枚約10円です。
次の記事は、「メスティンで用いるクッキングシートの制作方法」です。
関連記事
②メスティンで用いるクッキングシートの製作方法
③メスティン用クッキングシートの折り方
④クッキングシートを用いたメスティン「ほったらかし炊飯」実践方法
動画としてアップ
後日、動画としてアップしました。画像より動画のほうがわかりやすいと思います。
関連記事一覧
◆画像をクリックすれば、関連記事一覧に入れます。
最後まで読んでいただきありがとうこざいます。独り旅に少しでも役に立つ情報を発信しています。今後ともご愛読よろしくお願いいたします。
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